整形外科
Orthopedics
関節・筋肉・神経の痛みやしびれに、根本から向き合う医療を。
運動器の痛み・不調の診療において、保存療法から先進的治療まで多角的にアプローチ。
あなたにとってベストな選択肢をご提案します。
当院の特徴
Features
01. 保存療法から先進的治療まで、複数の選択肢を提案
変形性膝関節症などの運動器疾患に対しては、痛みを抑える保存療法に加え、患者様の希望やライフスタイルに応じて「再生医療(幹細胞治療)」や「クーリーフ(高周波熱凝固法)」などの先進的な治療法もご提案可能です。以下からあなたに合った治療法を一緒に考えましょう。
- クーリーフ治療 手術を避けたい方におすすめの非侵襲的治療
- 脂肪由来幹細胞治療 自己脂肪を用いた再生医療。自由診療の選択肢
- 手術が必要な場合 提携先である阪和記念病院での対応が可能
02. 専門医による診療と、スムーズな病診連携
日本整形外科学会認定専門医が在籍。より高度な検査や手術が必要な場合には、阪和記念病院などの関連施設と連携し、患者様にとって負担の少ないスムーズな医療を提供します。
冨田 哲也 とみた てつや
教授/整形外科医師
- 専門 / 得意分野
- 所属 森ノ宮医療大学 大学院 保健医療学研究科
学位 医学博士(大阪大学)
- 資格・所属学会
-
- 日本整形外科学会
- 日本リウマチ学会(評議員)
- 日本炎症・再生学会(評議員)
- 日本抗加齢学会(評議員)
- 日本人工関節学会
- 日本脊椎関節炎学会(理事)
- 日本リウマチ財団(理事)
- アメリカ整形外科学会
- アメリカリウマチ学会
- American Association of Hip and Knee Surgeons
- Editorial Board of Journal of Arthroplasty
- 厚生労働省難治性疾患政策研究事業脊椎関節炎研究班班長(H28-)
- ASAS (Assessment of Spondyloarthritis International Society) Full member (2019/1-)
- 日本リウマチ財団教育研修委員会委員長(R2/9-)
- 2025年日本国際博覧会大阪パビリオン推進委員デイレクター(2021/5-)
03. 痛みの先にある「動ける毎日」をサポート
単なる対症療法ではなく、動作改善・生活復帰を重視した診療を実施。必要に応じて「パーソナルリハビリ」や生活指導も行い、継続的な回復支援を行っています。
このような症状があればご相談ください
What are the symptoms?
- 膝が痛くて階段の昇り降りがつらい
- 腰や首が慢性的に痛む
- 手足がしびれる
- 転倒後、関節や骨に違和感がある
- 関節注射を繰り返しているが効果が続かない
- 手術以外の治療法を探している など
疾患について
DISEASE
症状別にみる整形外科領域の代表疾患
| よく見られる症状 | 考えられる主な疾患 |
|---|---|
| 首の痛み | 頚椎症、頚椎椎間板ヘルニア、外傷性頚部症候群、寝違え、頸肩腕症候群、変形性脊椎症 |
| 腰の痛み | 腰椎間板ヘルニア、腰部脊椎間狭窄症、ぎっくり腰、変性側弯症、骨粗鬆症、腰椎分離・すべり症 |
| 肩の痛み | 肩関節周囲炎(五十肩)、腱板損傷、変形性肩関節症、関節リウマチ |
| 肘の痛み | テニス肘、野球肘、変形性肘関節症、手根管症候群 |
| 股関節の痛み | 変形性股関節症、関節リウマチ、靱帯損傷、半月板損傷、ジャンパー膝、腸脛靭帯炎、鷲足炎、オスグッド病 |
| すねの痛み | シンスプリント(脛骨過労性骨膜炎) |
| 足の痛み | 足底筋膜炎、外反母趾、偏平足、有痛性外脛骨、アキレス腱周囲炎、痛風、足根管症候群、関節リウマチ |
| 四肢のしびれ | 頸椎椎間板ヘルニア、肘部管症候群、手根管症候群、腰椎椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、慢性動脈閉塞症、足根管症候群 |
当院では、手術が必要な方は適切な医療機関に紹介いたします。
主な治療法について(特に膝関節症)
| 治療法 | 特徴 | 向いている方 |
|---|---|---|
| クーリーフ治療 | 高周波によって痛みを軽減する日帰り治療 | 手術を避けたい方/効果の持続に期待 |
| 幹細胞治療(自由診療) | 自己脂肪を利用した再生医療 | 金銭的に余裕があり、より根本治療を望む方 |
| 手術(人工関節など) | 根本的に構造を修復 | 進行が進んでおり、他の治療で効果が出ない方 |
【COOLIEF クーリーフ】
痛みを伝える神経へアプローチ
保険診療/入院不要
変形性膝関節症の痛み、あきらめていませんか?
最長24か月間、痛みの軽減効果が期待できます。
※効果には個人差があります。
手術に頼らない、再生という選択
自由診療/入院不要
変形性膝関節症などの関節の痛みを、根本から見つめ直す選択肢。
自己脂肪由来の幹細胞を用いた再生医療により、関節の機能回復が期待されます。
※治療効果には個人差があります。
人工関節置換術
同法人内の阪和記念病院で手術を行うことができます。ご希望の方は冨田医師が執刀も行っております。
症状について
Symptoms
膝の痛み
膝の痛みのセルフチェック表
- 立ち上がり動作や歩き始めに膝が痛い。
- 30分以上歩くと膝が痛くなる。
- 階段の上り下りをすると膝が痛い。
- 正座やしゃがみ込みができない。
- 胡坐(あぐら)が辛い。
- 膝が腫れる(水が溜まって腫れる)。
- 膝を動かすと変な音がする(骨が擦れてギシギシ音がする)。
- 膝の怪我の既往歴(通院歴)がある。
これらの項目が複数該当する方は
「変形性膝関節症」と言われる病気かもしれません。
変形性膝関節症とは
男女比は1:4で女性に多くみられ、高齢者になるほど罹患率は高くなります。主な症状は膝の痛みと水がたまることです。
初期では立ち上がり、歩きはじめなど動作の開始時のみに痛み、休めば痛みがとれますが、正座や階段の昇降が困難となり(中期)、末期になると、安静時にも痛みがとれず、変形が目立ち、膝がピンと伸びず歩行が困難になります。
原因
原因は関節軟骨の老化によることが多く、肥満や素因(遺伝子)も関与しています。また骨折、靱帯や半月板損傷などの外傷、化膿性関節炎などの感染の後遺症として発症することがあります。
加齢によるものでは、関節軟骨が年齢とともに弾力性を失い、使い過ぎによりすり減り、関節が変形します。
診断
問診や診察、時に触診で膝内側の圧痛の有無、関節の動きの範囲、腫れやO脚変形などの有無を調べ、X線(レントゲン)検査で診断します。必要によりMRI検査などをします。
予防と治療
予防(日常生活での注意点)
・ふとももの前の筋肉(大腿四頭筋)を鍛える。
・正座をさける。
・肥満であれば減量する。
・膝をクーラーなどで冷やさず、温めて血行を良くする。
・洋式トイレを使用する
治療
症状が軽い場合は痛み止めの内服薬や外用薬を使ったり、膝関節内にヒアルロン酸の注射などをします。また大腿四頭筋強化訓練、関節可動域改善訓練などの運動器リハビリテーションを行ったり、膝を温めたりする物理療法を行います。足底板や膝装具を作成することもあります。
このような治療でも治らない場合は手術治療も検討します。これには関節鏡(内視鏡)手術、高位脛骨骨切り術(骨を切って変形を矯正する)、人工膝関節置換術などがあります。
ヒアルロン酸注射を打っているが、効果を感じられないという方
当クリニックでは変形性膝関節症に対する新たな治療法「クーリーフ」を取り扱っております。下のボタンから説明を読んでいただき、
ご興味のある方はお気軽にクリニックまでお問い合わせください。
また、再生医療も行っています。詳しくは再生医療のページをご覧ください。
スポーツ障害
スポーツ障害とはスポーツによる運動器の外傷(スポーツ外傷)とスポーツを続けることで起きる身体の障害(スポーツ障害)の総称です。
-
スポーツ外傷
運動中人とぶつかったり、ひねったりした場合など1回の強い外力によって起こるケガ。(骨折、捻挫、靱帯損傷など)
-
スポーツ障害
比較的弱い力が体のある同一部位に繰り返し加えられることによって起こるケガ。(野球肘、疲労骨折、シンスプリント、ジャンパー膝など)
-
発生件数の多い症状と考えられる障害
肩の痛み
肩の痛みのセルフチェック表
- 夜間痛くて目が覚めてしまう。
- 寝返りができない。
- 背中に手を回すと痛い。
- 着衣の動作が痛い。
- 腕が上がらない。
- 肩というより上腕の痛みだ。
- 動かさなければ痛くない。
これらの項目が複数該当する方は
「四十肩・五十肩」と言われる病気かもしれません。
四十肩・五十肩とは
四十肩、五十肩は関節痛の一種です。年齢を重ねると、肩の関節がスムーズに動かなくなることがあります。このような症状を、通称「四十肩」「五十肩」と呼びます。四十肩、五十肩は、その名の通り40代で症状が出れば四十肩、50代で症状が出れば五十肩と呼んでおり、それぞれに違いはありません。
医学的には『肩関節周囲炎』と総称とされ、外来整形外科では非常に患者様の数が多い疾患です。
五十肩は一般人口の2~5%がかかるといわれ、女性(特に非利き手側)にやや多い傾向があります。
原因
四十肩、五十肩は、肩の関節にある「腱板」という組織が炎症を引き起こし「関節包」に広がる事で起こります。これは老化に伴い、筋肉や腱の柔軟性が失われスムーズに動かなくなるからと言われていますが、実際のところ原因ははっきりしていません。
上腕骨・肩甲骨・鎖骨とその周辺の筋肉を結び、潤滑油をつくり出す関節包、滑液包などに炎症が起き、痛みが生じます。
パーソナルリハビリテーション
患者様一人ひとりの症状やご希望・ご要望に沿った形で、整形外科専門医の診察のもと経験豊かな専門の理学療法士が個別対応でのリハビリテーションを行います。
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